これからの人生
私は自分の会社を作る。
これまで製薬会社の営業として9年、薬剤師として2年働いてきた。
合計11年間社会人として働いてきたけど、やっぱりしっくりこない。
生活には困らない程度の給料はもらっているが、なんか違う。
何が違うのかと考えたときに、組織で成功するには上長からの評価が必要である点が違うのではないかと気付いた。
上司は選べないし、その上司から評価されるために生まれてきたわけではない。
それに上司によって評価するポイントが違ったりすることも多い。
それに対応するために頑張れる人は組織に勤めることに向いているのかもしれないが、どうも私はそういうことを頑張ることに対して無意味と感じてしまう。
もちろん評価していただいたら嬉しいけれども、だからといって心から納得していない。どうやら私は他者からの評価よりも自己評価を優先させているようだ。
自分が納得できたり、自分が好きなことであればとことん集中できる。
小学校5年生の頃からテニスをやらせてもらったけど、テニスはハマった。それまで野球やサッカーなどチームスポーツには魅力を感じなかったが、テニスは個人の力で勝敗が決まる。
自分の実力がそのまま反映されるテニスに納得感があったのだろう。
練習すればうまくなるし、サボれば下手になる。実にシンプル。
そこに他者評価は関係ない。自分がどう行動するかだけだ。
もちろんスポーツだから相手との相性もあるけど、試合中は自分がそのような相手に対してもどう対処するかを考えてプレイするのみだ。
個人スポーツだがら負けた場合は自分の責任になるから厳しい世界ではある。
しかしやはりそこに納得感があったからテニスを好きになったのだろう。
これからの人生を考えているといつもテニスのことを思い出してしまう。
組織に勤めると上司からの評価を必要とする以上、自分がいくら頑張ったとしても評価されない場合もある。人間だから好き嫌い、合う合わないも評価内容に反映されてくる。
そこに納得感はない。
だからこそ私は自分の会社を作ろうと思った。
思ったはいいが、ビビリな性格もあってなかなか行動に移せなかった。
ただ、もうそんな日も今日で終わりにする。
人はいつ死ぬかわからない。
そして人は必ず死ぬ。
それなら後悔しない道を進もう。
会社を作るといっても何をするのかは全く決めていない。
自分のできること、好きなことで他者貢献できればいいと漠然と思っている。
今日がその第一歩だ。
ほんとに小さな一歩だ。
10年後には自分の会社だけで生きていければ最高だね。
それにはテニスのときみたいに地道な積み重ねが必要になってくる。
長い目で見てコツコツ積み上げて行こう。
今日はそんな感じです。そんじゃ。